結婚式の前に特別な撮影を考えているカップルへ:前撮りのすすめ

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結婚式前に特別な写真を撮る「前撮り」はなぜ選ばれるのでしょうか。

フォトウェディングは結婚式そのものではなく、写真だけの撮影を意味しますが、結婚式前に特別な写真を撮る「前撮り」もまた一般的です。

結婚式の日にも写真は撮りますが、前撮りが選ばれる理由とは?

前撮りがもたらす多くの利点といくつかの欠点を探ってみましょう。

「前撮り」とは、結婚式や披露宴の本番前に行われる写真撮影のこと。

また、式場外で行われる「ロケーション撮影」など、撮影方法によって名称が異なることもありますが、基本的には式の日以外に撮影されるため、一般的に「前撮り」と呼ばれます。

このような撮影は、七五三や成人式など他のイベントでも一般的になっており、結婚式においてもカップルによっては行うか行わないか選択されます。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によると、結婚式の前撮りを行ったカップルは約64%にのぼります。

式の日は時間があっという間に過ぎるため、前撮りでゆっくりと写真を撮ることができるのは大きなメリットです。

また、前撮り専門のフォトスタジオも増え、手軽に撮影できるようになりました。

人気の衣装は「色打掛」や「ウェディングドレス」「白無垢」など、伝統的でありながらも花嫁らしさを引き立てるものです。

前撮りの利点は多岐にわたります。

  • 結婚式当日には選べなかった衣装での撮影が可能であり、表情も自然になりやすいです。
  • 撮影に時間をかけることができるため、多くのカットを残すことができ、これらの写真はウェルカムボードや映像演出など様々な場面で活用できます。
  • また、ヘアメイクの試行としても機能し、季節に応じた撮影が可能です。式場内外を問わず、様々な場所での撮影も前撮りの魅力の一つです。

しかし、前撮りにはデメリットも存在します。

  • 費用が追加でかかること、
  • 撮影のための日程を確保する必要があること、
  • 撮影に時間がかかること、
  • 天候に左右される可能性があること、
  • 衣装代が別途必要な場合があること、
  • 多くのカットから選ぶために追加で購入してしまうこと
  • などが挙げられます。

費用と時間の確保は特に大きな負担となり得ますが、前撮りの利点を考慮すると、多くのカップルにとって価値のある選択肢と言えるでしょう。

前撮りを選ぶべき新郎新婦の特徴

  • 結婚式のメイン衣装とは別に試着したい衣裳がある方
  • 結婚式での和装を予定していない場合
  • お酒で顔が赤くなりやすい方
  • ウェルカムボードやビデオ演出に自分たちの写真を使用したい方
  • 一般的に写真撮影が苦手な方
  • 特定の季節や風景の中で撮影を希望する方
  • 挙式やパーティの会場以外で撮影を希望する方
  • 家族からの撮影希望がある場合

前撮りを行うメリットとデメリットを考慮したうえで、特にお勧めしたいのは、特定の衣装にこだわりがある新婦、または結婚式で和装を選ばない方です。

せっかくなら、前撮りで美しい和装姿を残してみてはいかがでしょうか。

映像演出や席次表などの装飾に写真を活用したい新郎新婦にとって、前撮りは大変有効です。

スマホやタブレットで簡単に映像編集ができる今日、自分たちで映像を作成するカップルも増えています。

前撮りで撮影した写真は、映像作成の際の素材としても活用できますし、撮影中のオフショットなども撮っておくと、よりオリジナル感のある映像が作れるでしょう。

また、披露宴でアルコールを飲むと顔が赤くなる方や、写真撮影が苦手な方にも前撮りはおすすめです。

前撮りなら撮影に時間をかけられるため、徐々にリラックスして自然な表情を引き出せます。

撮影した多くのカットから選べるので、撮影が苦手な方でも安心して最高の一枚を選ぶことができます。

結婚式の前撮りはいつ実施する?

通常、前撮りは結婚式や披露宴の約1~2ヶ月前に行われます。

衣装選びが済んだ後が撮影のベストタイミングです。

式場での前撮りプランを選べば、ヘアメイクのリハーサルも同時に行えるため、結婚準備の進行にも役立ちます。

ただし、結婚式の準備が最も忙しくなる1ヶ月前までには前撮りを済ませておくと、準備に余裕が生まれます。

衣装が異なる場合は、さらに早い段階での撮影も可能です。

特に結婚式で着用しない和装の前撮りなら、半年前でも問題ありません。

映像やペーパーアイテムに使用する予定がある場合は、早めに撮影しておくとスムーズに準備が進められます。

前撮りの費用はどのくらい?

前撮り(スタジオ撮影)を行ったカップルの平均費用は約12.7万円、ロケーション撮影の場合は約13.7万円です(ゼクシィ結婚トレンド調査2017 首都圏 調べ)。

前撮りプランは、数千円のリーズナブルなものから30万円を超える高額なプランまで様々です。

スタジオ撮影は比較的手頃な価格設定が多いですが、ロケーション撮影は高めの傾向にあります。

和装だけの前撮りを希望する場合、多くのフォトスタジオでは衣装・着付け・ヘアメイクを含んだお得なプランを提供しています。

前撮りは必ずしも結婚式を挙げる式場で行う必要はなく、他のサービスを利用することも一つの選択肢です。

前撮りプランを選ぶ際のポイント

前撮りプランには価格だけでなく内容にも幅があります。

重要なチェックポイントは、衣装代やヘアメイク・着付け代がプランに含まれているかどうか、さらにかんざしや小物が含まれているかも確認が必要です。

プランの内容によっては、写真の枚数や追加時の費用も異なるため、この点も事前に確認しましょう。

衣装選択の自由度やサイズ展開についても聞いておくと良いでしょう。

結婚式場やドレスショップの提供するプラン以外にも、外部のカメラマンやフォトスタジオを利用する選択肢もあります。

ロケーションフォトの場合は、特に多様なプランが存在するため、内容と価格を比較検討することが大切です。

 

 

 


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