

披露宴会場に入場する際の注意点や着席の際のマナーについて、以下で詳しく説明します。
入場の方法
係りの人の指示に従って、入場します。
開宴の時間になると係りの人が入場を知らせるため、入口の近くにいる人から順番に入場します。
入口で長くたつくと、進行が妨げられてしまいますので注意が必要です。
特に年配者を優先して入場する必要はありませんが、親族の方はできるだけ後に入場すると良いでしょう。
親族の席は通路に近い場合が多いため、初めに座り込んでしまうと主賓などが通りづらくなります。
そのため、一般の招待客が全員着席してから座るのが適切です。
また、会場入口付近で新郎新婦や両親、媒酌人が出迎えている場合がほとんどです。
この場合は、一礼をしてお祝いの言葉を短く述べてから入場します。
親しい友人でも入口で立ち話をするのは避けましょう。
進行の流れを妨げることになります。
入場時には、新郎新婦だけでなく、ご両親や媒酌人にも「おめでとうございます」と声をかけましょう!
女性の場合の着席方法
会場の係りの人に席に案内された際は、テーブルの上の名札を確認し、指示された席に着席します。
着席する際には、両隣や同席の人に軽く会釈をしてから席につきましょう。
特に女性の場合は、係りの人にめぐり会ってもらいながら着席することが望ましいです。
席に座る際には、席の左側から座り、バッグは椅子の背もたれかひざの上に置きます。
披露宴会場では、小さなバッグの持ち込みがマナーとされています。
イスと背もたれの間に置くか、ひざの上に置くのが一般的ですが、背もたれが開いている場合もあります。
その場合は、バッグを床に置くか、テーブルにかけるための専用フック(バックハンガー)を利用してください。
初対面の人との自己紹介
テーブルに初対面の方がいた場合は、軽く自己紹介をしましょう。
まず、短く自分の関係を説明し、新郎新婦とどのような関係なのかを明確にします。
その後、名前を伝えましょう。
披露宴での挨拶のコツ
新郎の大学時代の同級生で○○といいます。
このあいさつをすることで、初対面でも和やかな雰囲気を作ることができます。
新郎新婦の幸せを願う気持ちは皆同じですので、恥ずかしがらずに積極的に挨拶しましょう。
その結果、披露宴中の楽しい雰囲気を共有することができます。
また、同じテーブルには既知の人が多くても、1人だけ初対面の方がいる場合には、その方が孤立することがないように周りの人が気を配ることが大切です。
皆で会話ができる雰囲気を作ることもエチケットです。
そのためには、初対面の方に対して積極的に話しかけたり、話題を振ることが大切です。
また、他のテーブルのゲストとの交流も促進することができますので、披露宴の一体感も高まります。