

結婚式や披露宴の食事にはマナーがあります。
新郎新婦の晴れ舞台である披露宴では、出席者もおめでたい雰囲気を壊さないように、マナーを守ることが求められます。
今回は、披露宴での食事マナーについて詳しくご説明します。
マナーをしっかり心得ておきましょう。
披露宴の食事マナー:ナプキンはどうする? 着席したらすぐ広げてもOK?
披露宴では食事がすぐに始まるわけではありません。
まず、新郎新婦の紹介や主賓の挨拶、そして乾杯などが行われます。
その後、きちんと着席している状態でナプキンを広げるようにしましょう。
待っている間に広げてしまうことは避けましょう。
特にルールはありませんが、マナーとしては、食事が始まる前にナプキンを広げることが多いです。
披露宴の食事マナー:ナイフとフォークの使い方
基本的には外側から順番にナイフとフォークを使っていくことが一般的です。
テーブルにはオードブル用、魚用、肉用、デザート用と、それぞれの料理に合わせたナイフとフォークがセットされています。
右側に置かれているスプーンは、オードブルの次に出されるスープ用のものなので、最初に使わないようにしましょう。
また、以下のNGな行動は避けるようにしましょう。
– フォークに食べ物をさしてかじらないこと。
食べやすい大きさに切り分けることが大切です。
– ナイフやフォークについたソースを舐めないこと。
– ナイフやフォークを握ったまま、先端を上に向けないこと。
食べ物を運ぶ際以外は、柄の方を上に向けておきましょう。
披露宴の食事マナー:スピーチや余興中でも食事は続けてもかまわない?
スピーチや余興が行われる際には、食事の手を休めて、話し手に注目しましょう。
食事を続けていてもマナー違反ではありませんが、やはりスピーチや余興に対して静かに耳を傾けて注目することが望ましいです。
食事の途中でも礼儀を保ちながら、会話を抑えて周囲の方に配慮しましょう。
披露宴の食事マナーについての注意点
拍手を忘れずに!お酒をまわすのは控えましょう。
披露宴の食事のマナー:グラスを合わせてカンパイ! カンパイの時にグラス同士を音を立てて合わせるのはNGです。
正しい乾杯の方法は以下の通りです。
1. 起立してイスの左側に立ち、胸の高さにグラスを持つ。
2. “乾杯”や”おめでとうございます”と言いながら、目の高さまでグラスを持ち上げ、軽く口をつける。
3. お酒が飲めなくても、軽く口をつけるだけでも参加することができます。
披露宴の食事のマナー:自分のペースで食事しても大丈夫? 周囲の人とできるだけ速度を合わせて食事しましょう。
料理はテーブルごとに配られますので、同じテーブルの人にいき渡るまで手をつけないようにしましょう。
また、お隣同士でおしゃべりに夢中になり、食事のペースが遅れないように注意してください。
披露宴の食事のマナー:トイレに行くタイミングはいつ? 披露宴が終わるまで席をたたないのが基本的なマナーですが、無理に耐える必要はありません。
やむを得ない場合、歓談やスピーチ中に目立たずに席を外すようにしましょう。
また、開宴から乾杯まではトイレを我慢することが好ましいです。